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ラストマイル鑑賞

ラストマイルを観た。

MIU404もアンナチュラルもみていたので、同じ世界線での話であることにわくわくして楽しかった。

両ドラマの登場人物が出てくると心おどるし、話も緊張感があってひきこまれた。俳優さんたちも好きなひとばかりで、特に私は阿部サダヲが昔から大好きなので、今回のように脇だけど大事な役をやっているととてもうれしい。

俳優さんが主役をやるようになるとどんどん脇役をやらなくなってしまい、癖のある変な人の役が少なくなってしまうことがさみしい。と常々思っている。阿部サダヲがまた木更津キャッツアイの猫田とかIWGPのおまわりさんとかをやることがあったら絶対にみるのに。と勝手に思っている。

今回の映画は身近にある配送が題材なので、同じ事件が起こったら本当に怖いなと思った。そんなことにならないために倉庫のセキュリティが厳しいのだろうが、働いている人は大変だ。この映画でなにを一番感じたかというと倉庫の大変さだった。毎日毎日近所でも配達の車を見るし、自分も月に一回はポチっとしている。時間指定も場所指定もして、その通りに物が届いている。これって恐ろしいことだ。間違いなく届けなくてはいけない責任感を負って届けてくれている人がいる。そりゃ事件も起こしたくなる人がでてもおかしくない。

野木亜希子の脚本は人の心理を大切にしていると改めて思う。事件の加害者も被害者も巻き込まれる配送業の人たちもそれぞれの思いがあって生きている。みんな何かを大事にしていて、その大事にしているものをこちらにしっかり伝えてくれる。

話が大きくてスピード感もあり、緊迫感もあってストーリー自体もよかったが、私はそういう細かい人間心理を見るのが好きなんだなと改めて気づく。

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この記事を書いた人

solonest-arekoreのアバター solonest-arekore 主任 サービス管理責任者

50代女性。障碍者支援の仕事をしています。相談業務を10年ほどやって今はグループホームでサビ管的なことをしています。
半年前から一人暮らしになりました。成人した息子と娘がいて、私は私自身の生活が始まったところです。
イギリスオランダハノイ日本で子育てと生活をしてきました。楽しいけれど目まぐるしい暮らしでした。言葉が通じない国で四苦八苦して暮らしてきた経験は今の福祉の仕事に役立っていると思います。
いろいろな人や世界を知って、自分のできることを探して生きてゆきたいとおもってます。

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